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高校生向け研究室紹介 北里大学獣医学部グリーン環境創成科学科

高校生向け研究室紹介

北里大学獣医学部グリーン環境創成科学科

北里大学は2025年4月、獣医学部にグリーン環境創成科学科を新設しました。
リモートセンシング研究室では「離れて測れば何でもリモセン」を合言葉に、さまざまなセンサを使って環境の“見える化”に取り組んでいます。


研究内容

私たちの研究室では、農作物の生産支援海の環境モニタリングなどにリモートセンシング技術を活用する研究を行っています。

農作物の生産支援
畑の場所ごとの状態をリモートセンシングで把握し、

  • 肥料が足りない場所だけにピンポイントで散布する
  • 収穫のタイミングを予測する

といった“スマート農業”に役立つ技術を開発しています。
さらに、GNSS(全球測位衛星システム)を使って自動走行するロボットを活用し、

  • 牧草地の雑草の位置を正確に特定する
  • 雑草だけに必要最小限の農薬を散布するロボットを開発する

といった、環境にやさしい農業技術にも取り組んでいます。

海の環境モニタリング

人工衛星画像、ドローン、水上・水中ドローン、水中音響計測機器(マルチビームソナー、魚群探知機)などを使い、

二酸化炭素を吸収する海草・海藻の“藻場”がどこに広がっているかを効率よく調査する手法について研究しています。
その他にも、

  • 森林にすむ野鳥の鳴き声をコンピュータで解析し、種類を予測する研究
  • 物流分野でのリモートセンシングデータの新しい活用方法の開拓
  • 珈琲豆の焙煎に関する工学的研究

など、多様なフィールド・分野で研究を進めています。
このように、空・陸・海のさまざまなフィールドで集めたデータをもとに環境を“見える化”し、環境問題の解決につながる技術の開発を目指しています。こうした技術やノウハウを身につけ、社会で即戦力として活躍できる人材の育成を目指しています。


学部授業

グリーン環境創成科学科に入学した1年生は、まず必修科目「グリーン環境創成科学概論」でリモートセンシングの概要について学びます。その後、2年生後期「空間情報システム学」、3年生前期「リモートセンシング」「リモートセンシング実習」の科目を受講し、より専門的な知識と解析技術を習得します。3年生後期から研究室に配属され、4年生では卒業研究に取り組みます。


研究室紹介PDFダウンロード

長坂善禎, 村田裕樹, 北里大学獣医学部リモートセンシング研究室, 日本リモートセンシング学会誌, 2025, 45巻, 4号, pp. 266-267.


リモートセンシング研究室の教員

准教授:長坂善禎
https://researchmap.jp/yoshisada_nagasaka

講師:村田裕樹
https://researchmap.jp/murata_ykhm


所在地

北里大学相模原キャンパスV号館
〒252-0329神奈川県相模原市北里二丁目1号1番

 


(図)ドローンから撮影した北里大学V号館のRGB画像(A)とNDVI画像(B)