高校生向け研究室紹介
奈良大学 文学部 地理学科
奈良大学地理学科では、文系と理系の両方からアプローチする研究を行っています。このため研究の内容は多岐にわたり、地形・自然災害・気候・里山・農業・人口・都市・交通・歴史・文化など地図に表すことができるものすべてが研究対象となります。もちろんリモートセンシングも研究対象の1つです。
所在地
〒631-8502 奈良市山陵町1500
研究室の教員
教 授 木村 圭司 (kimurak@daibutsu.nara-u.ac.jp)問い合わせ先
教 授 酒井 高正 (sakait@daibutsu.nara-u.ac.jp)
専 任 講 師 藤本 悠 (fujimotoy@daibutsu.nara-u.ac.jp)
学生は、1年次に基礎・教養科目と専門科目の概論を学び、2年次から専門的な科目を学んでいきます。 2年次から研究室に配属されます。ゼミは少人数で教員からていねいな指導を受け、自分の研究内容を固めていきます。
また、卒業後さらに研究を深めたい場合は、大学院進学も可能です。
現在、高校では社会科の地理(選択)でリモートセンシングの概略を学びますが、2022年度からは高校で「地理総合」(仮称)が必修になり、高校生すべてがこの「地理総合」でリモートセンシングの概略を学べるようになります。
奈良大学 地理学科で進められているリモートセンシングの研究事例としては、インドネシアにおけるエルニーニョ現象時の森林火災と煙害、奈良盆地の土壌温度変化の季節性などがあります。このほか、天気によらず地表を観測することができる合成開口レーダー(SAR)を用いた研究や、GISと組み合わせた研究など、多くの研究プロジェクトが進められています。