高校生向け研究室紹介
日本大学工学部 (環境情報解析研究室)
日本大学工学部では,情報工学科の環境情報解析研究室において,リモートセンシングに関する研究を行っています。研究対象領域は南極, アラスカ, サロマ湖, 猪苗代湖等で, レーダを用いたマイクロ波リモートセンシングや無人航空機(UAV)を用いた近接リモートセンシングなどのチャレンジングな研究を行っています。
研究室HP
http://www.cs.ce.nihon-u.ac.jp/~hwaka/
所在地
〒963-8642 福島県郡山市田村町徳定字中河原1
研究室の教員
情報工学科 教授 若林裕之(wakabayashi.hiroyuki@nihon-u.ac.jp)
情報工学科 准教授 中村和樹(nakamura@cs.ce.nihon-u.ac.jp)
高校生の方へ:研究室訪問や模擬授業は随時受け付けています。詳細はEメールにてお問い合わせ下さい。
情報工学の手法を用いた画像処理や信号処理解析ができる研究室
使いやすい解析ソフトが無いものは研究室で作ります。合成開口レーダデータの画像再生処理や干渉処理プログラムは研究室独自のものです。
UAVに搭載されたカメラで取得した高分解能画像(解像度数cm)を使用して猪苗代湖の水生植物や稲の成長状態を解析しています。近赤外波長の情報やテキスチャー情報をフルに活用します。
合成開口レーダデータを使用して海氷の面積や厚さを求める研究を行っています。天候や太陽光に左右されないので極域でも適用可能です。
小型UAVでも搭載可能なカメラシステム(重さ300g以下)を開発しています。ボードコンピュータと小型カメラを組み合わせて、自作プログラムでシャッターや撮影場所をコントロールします。